昨日、息子はママへの手紙を書きました。

息子は、まだ3歳で字は書けないため、息子がしゃべったものを代書して手紙にしました。書いた内容は、おおむね以下のような感じ。母親への感謝の手紙。

ママへ

いつも○○(自分の名前)と一緒にお風呂に入ってくれて、ありがとう

いつも○○にご飯を作ってくれて、ありがとう

ご飯を一緒に食べてくれて、ありがとう

いつも○○と一緒に遊んでくれて、ありがとう

寝る前に本を読んでくれて、ありがとう

○○と一緒に寝てくれて、ありがとう

 

というもの。

ママが目の前にいるにも関わらず、あれを書いて、これを書いてと楽しそうな声で指示を出す息子は、とてもかわいかった。 人に感謝する心をいつまでたっても忘れないで欲しいなと思いつつ、そこには父親の存在は全くなく…。

たまらず「パパには?」と聞くと

「パパにはない。ママだけ。」と断言…。

まぁ、そんなものですよね。父親の存在なんて。分かっていますよ。分かっていますが悲しいものです。

 

全て書き終わったので、息子に渡すと嬉しそうに受け取り、一言。

「ママには手紙のことは内緒だからね!」

いや、だから目の前にいますよ、と思いつつ

「もちろんだよ、ママに手紙を渡してビックリさせようね」というと、ご満悦の様子。

 

意気揚々と手紙(と言っても折り紙の裏に書いただけなのですが)を、折って別の紙に包み始めました。

 

ところが…

 

一人で黙々と包んでいたのになかなか上手くいかず、いらいら、イライラ。

そしてついに、いらいらが頂点に達して爆発

「もー、上手く行かない!!」と叫んで、手紙をクシャクシャ、机の上の物を投げて暴れるという暴挙…。

「パパが手伝おうか」と話しかけても

「パパは話しかけないで!!」と真っ赤な顔でこっちを睨み付ける。むしろパパのせいでしょと言わんばかりで。

何なのだろうこの癇癪は、子供はみんなこうなのだろうか??

その態度で、こっちも少しイラッと来てしまうのだけれども、そこは冷静に対応。

一旦、一呼吸。
でも、こういう時は注意したほうが良いのだろうか??
声をかけたのに、この反応は良くないよと。 でも子供にとっては、手紙を上手く包めない事でプライドが傷ついたところに、親の親切の押し売り更に傷つくという感じなのだろうか。 むしろ一人で怒っているときは声を掛けない方が良いのかな?などと思案してと…

 

今度は、シクシクと本当に悲しそうに泣き始めたよ。。。(ノД`)・゜・。

涙ボロボロと。

 

そして「ママァー」と息も絶え絶えでヨロヨロとしながらママに抱き着き、手紙を上手く包めなかったと報告。以後、ひたすらママに甘え、息子にとって父親は空気になりました。

 

分かっていますよ。子供にとって母親が全てで父親の存在なんてちっぽけなものだって。分かっていますとも。手紙を書く相手ではないし、甘える相手でもないと。

 

それでもやっぱり少し寂しいものですね。

 

そんなこんなのやり取りが寝る前にありました。

 

ほんの1時間の間に、自分(パパ)が1年間かけても味わう事のできない喜怒哀楽を表現する子供。凄いの一言です。いつでも何にでも全力投球。表現も全身で魏からの限り。

こちらは、息子の喜怒哀楽のおこぼれで、子育ての喜び大変さを少し実感。