片付け(整理)ができた!
つい最近、息子に片付けを促したところてきぱきと片付けをすることができました。
片付けと言うか、今まで遊んでいたもので不要な物を捨てるという、いわゆる「断捨離」的なことを、息子と一緒にしました。
これまでは、あれもいる、これもいるという感じで、全く捨てることのできなかったものを、自分の意志で取捨選択して不要なものを捨てる言うことができました!
特に息子は折り紙が大好きで、折ったものは捨てられずにどんどん増えている状態でした。それに加え、トイレットペーパーの芯、ティシュの空き箱 等々。
初めのうちは、折り紙の作品たちは、親としてもうれしく、捨てずにいても全く問題ではなかったものの、鶴、手裏剣、カメラ、やっこ、飛行機、セミ、兜、風船、どんどんと作品たちが増えていき、収拾がつかない状態でした。
そんな姿を見ながら、「成長したなー、やっぱり4歳は凄い」とか、「これで少しは整理ができるかなー」等、素直に喜んでいたのですが、違和感と言うか、その時の自分には分からない、引っかかりがありました。
違和感の原因
その時は、なぜ引っかかったのかは分からなかったのですが、その後良く考えてみるとなんとなくわかりました。
実は、折り紙(作品)たちは、かなり前からあふれている状態で、紙袋に2袋程たまっている状態でした。
数か月前にも今回と同じように断捨離をしようと持ち掛けたものの、その時の息子は断固拒否。捨てるなんてありえない、と言った感じ。
それが今回は、理由を丁寧に説明するとあっさりと分かってくれて協力をしてくれました。(もちろん前回も理由は話しています)
それを見て、自分は「成長した」と感じたのは前記の通りなのですが、その早さとできないことができるようになる過程をまざまざと見せつけられたので、違和感を感じたのだと思います。
いつまでだったのだろう
片付け(整理)と言う(大人にとっては)簡単な行為ですが、子供にとってはそれ(折り紙)が必要なのか、必要でないのか、本当に捨ててしまっても大丈夫なものなのか、と言うとても難しい判断を、恐らく自分なりの基準を設けて、それに照らし合わせて一つづつ判断する、と言うとても高度なことをしているのでは、と感じました(大袈裟ですかね)。
こういうできることが増えていくことを成長と言うと思います。そしてその一つ一つの成長を積み重ねて大人になっていくのだと思います。
なので、私としては成長の過程を楽しみたい、共有したい、大切にしたい、覚えていたいと思ったのですが…
- いつから補助輪付きの自転車に自転車に乗れるようになったのだろう?
- いつから一人で着替えらるようになったのだろう?
- いつからシャンプーハットなしで頭を洗えるようになったのだろう?
- いつから一人でトイレに座っておしっこをできるようになったのだろう?
- いつから箸を使ってご飯を食べられるようになったのだろう?
- いつから自分の意志を言葉で伝えられるようになったのだろう?
- 単語から言葉をつなげた時はどうだっただろう?
- 走り始めた姿はどうだっただろう?
- つかまり立ちのときは?ハイハイのときは?寝がえりの時は?
- 他・・・
ヤバい。。。正直、あんまり覚えていないです。もちろんその時に自分がどう感じたかとか、シチュエーションとかも。
いつまでなのだろう
今後も成長は止まることなく、むしろ加速して日々できることが増えていくのだと思います。それとともに当然、行動も変化すると思います。
- いつまで朝「いってらっしゃい」のタッチとハグをするだろう?
(最近は眠くてなかなか玄関まで来られなくなってきた) - いつまで家に「ただいま」と帰ると走って玄関に来て笑顔で迎えてくれるだろう?
(もうテレビを見ていると来てくれないけど…) - いつまで歯を磨いてあげるのだろう?
(協力してくれなくて、イライラすることも多いけどね) - いつまで抱っこができるのだろう?
- いつまで手をつないで歩けるのかな?
- いつまで耳掃除をやってあげるのだろう?
- いつまで自分の思い通りにならないと顔を真っ赤にして泣くのだろう?
- いつまでトイレでお尻を拭くのだろう?
- いつまで一緒にお風呂に入るのだろう?
- いつまで一緒に眠るのだろう?
- 他・・・
実際、こちらが思うように動いてくれなかったり、協力してくれなかったりしてイライラしたりすることも多々ありますが、きっと成長してやらなくなれば全て良い思い出で、もっとしたいな 等、都合が良いことを言うのだと思います。
「いつまでだったのだろう」に書いた中で、例えば、もう息子はシャンプーハットをしなくても頭が洗えるようになったのですが、シャンプーハットを失敗して泣いている姿を見ることができないと思うと切なくなります。
そう思うと、今一緒に過ごしている時間の全てが愛おしく思えるし、大切にしたいと思います。
違和感の正体
ここまで、整理してやっと違和感(引っかかり)の正体に気が付くことができました。
いままでも、いろいろな成長の過程があったものの、私は意外と(!?)覚えていなかったです。
もちろん、写真を見ればこのとき何をした、とかは分かります。
でも、もっと深いもの、自分はどう考えたとか、どう感じたとか、その辺までは写真を見ただけでは思い出すにも限界がありそうです。
片付けを見ているときは、成長したな、くらいだったのですが、その成長のスピードが速すぎて、過程が多すぎて、感じることがありすぎて、自分がついていけていない、と言うのが、違和感の正体だったのです。
だからこそ
写真はこまめに撮りたいと思いましたし、ビデオにはその時、自分がどう思っているかも話しながら録画しようと思いました。
(ただ、写真とビデオは撮り過ぎ気味で上手く整理ができていないので、ちょっと微妙な感じです)
何よりこのブログに些細な事でも良いので、成長した部分などはいろいろと書いていきたいと思いました。
(と言いつつも更新間隔があいてしまっていますが(汗))